4度目の優勝

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10日壮行試合で三塁起用

2014年11月11日

ソフトバンクの武田が大谷と藤浪から、日本シリーズ第2戦(甲子園)で阪神打線を手玉に取った独特のカーブの投げ方を教えてほしいと頼まれた。

 「握りと投げ方を教えました」という武田だが「でもできないと思いますよ」とニヤリ。一方、武田のキャッチボール相手も務めた大谷は「独特の軌道。感覚はつかみやすかった」と宝刀の習得に自信を見せていた今季は143試合すべて二塁で出場したヤクルト・山田が、この日はキャッチボールからファーストミットを使用。投内連係、シートノックでは遊撃以外の内野の全ポジションに入った。

 「いろいろなところを守れと言われたので」とセ・リーグの最多安打男は意欲的に話した。小久保監督は「山田は途中から、松田の後にサードに入れて使う」と、10日の壮行試合での起用法を明かした。  


Posted by 三次正人 at 00:12Comments(0)

好投の大隣に讃辞

2014年11月05日

ソフトバンク大隣憲司投手(29)が、日本シリーズでも勝負強さを発揮した。日本シリーズ初登板で阪神打線を7回3安打無失点。

 自慢の制球力と変化球のキレで凡打の山を築いた。ヒーローインタビューでは「タイガースはスキのない打線で、1人1人抑えていこうという気持ちで投げたのがいい結果になったと思う。早い回から援護してもらい、自分のリズムで投げられた。その結果、0点で抑えられたんだと思います」と胸を張った。優勝を決めたリーグ最終戦、クライマックス最終戦に続き、またもチームに大きな1勝をもたらした。 ソフトバンクと阪神の日本シリーズ第3戦は、序盤から主導権を握ったソフトバンクが勝利し、通算成績を2勝1敗とした。初回に内川の適時打で先制すると、2点リードの6回には李大浩の2点適時打などで3点を加点。投げては、先発・大隣が阪神打線の的を絞らせず7回を無失点に抑えた。

秋山監督の勝利監督インタビュー本拠地に帰ってきて勝利の気持ちは。
「嬉しいです。甲子園で1勝1敗で終われたことが大きかったですし、福岡に帰ってきて初戦を取れたことは大きい」
  


Posted by 三次正人 at 09:09Comments(0)

連勝でリード!

2014年11月04日

ソフトバンクは大隣、阪神は藤浪の先発で試合開始。

 一回、阪神は三者凡退。ソフトバンクは先頭・柳田が右線へ二塁打。明石が送り、内川が中越えへ先制の適時二塁打。続く李大浩も右前打で1死一、三塁も松田、中村は凡退。(ソ1-0神)

 二回、阪神は1死からマートンが中前打。2死二塁で新井良は中飛。ソフトバンクは1死から今宮が右前打。2死二塁も柳田はフォークに三振。(ソ1-0神)

 三回、阪神は三者凡退。ソフトバンクは先頭・明石が右前打。1死後、李大浩の左前打で一、三塁も松田、中村が凡退。(ソ1-0神)

 四回、阪神は三者凡退。ソフトバンクは先頭・吉村が四球。犠打で二進後、細川の振り逃げの間に一気にホームインし、2点目。2死から明石が四球。暴投で2死二、三塁となり、続く内川が中前へライナー。これを中堅・大和がダイビングして好捕。(ソ2-0神)

 五回、阪神は1死から福留が四球も新井良が遊ゴロ併殺打。ソフトバンクは三者凡退。(ソ2-0神)

  


Posted by 三次正人 at 11:17Comments(0)

本拠で大きな1勝

2014年11月03日

本拠地に戻ったソフトバンクは投打がかみ合っての快勝。秋山監督は「うれしいですいね。甲子園で1勝1敗で終われたのは大きかったし、(本拠地での)初戦を取れたのは大きい」と相好を崩した。

 打線が阪神の先発・藤浪を序盤に攻略し、先発の大隣はクライマックスシリーズに続く好投。指揮官は「本当にしっかり準備して落ち着いてピッチングしている。コントロールが安定しているし、自分の投球ができている」と左腕を称えた。

 今季限りでの退任を表明しており、残る試合は最大でも4試合しかない。秋山監督は「また、一つずつ勝ちにこだわって、一戦一戦を積み重ねて日本一に向かっていきたい」と表情を引き締めた。  


Posted by 三次正人 at 07:07Comments(0)

虎打線を料理

2014年11月02日

SMBC日本シリーズ第3戦(ソフトバンク5-1阪神、ソフトバンク2勝1敗、28日、ヤフオクドーム)ソフトバンク・大隣憲司投手(29)が、7回3安打無失点1四球の好投を見せた。

 大隣は伸びのある真っすぐにスライダー、チェンジアップを織り交ぜ、阪神打線を手玉に取り四回まで1安打に抑える好投。五回は一死から福留に四球を与えたが新井良を遊ゴロ併殺打に抑えると、マウンドでグラブをポンと叩いた。

 無失点のまま七回もマウンドに上がった大隣は、先頭の上本に左前打を許すも鳥谷を二ゴロ併殺打に仕留めた。二死からゴメスに左前打を打たれたが、続くマートンを一飛に打ち取り救援陣にマウンドを託した。

 ヒーローの大隣は「阪神打線は隙のない打線で、その中で一人一人抑えて行こうという気持ちで投げて、いい結果になったと思います」と振り返った。さらに「早い回から援護してもらって、自分のリズムで投げることができた。その結果、無失点で行けた」と本拠地での勝利を喜んだ。
  


Posted by 三次正人 at 11:12Comments(0)

柳田に崩された藤浪のパターン

2014年11月01日

柳田はヘッドスピードが速く、パワーのある打撃が特長。ただ、こういう力のある1番打者はセにはいない。それどころか藤浪のあのスライダーをあそこまで引っ張れる左打者は両リーグ通じてもそうはいない。今季交流戦で4試合対戦したが、故障の内川の代役で出場していた柳田は中軸を打っていた。阪神バッテリーはどこまで柳田のパワーをインプットできていたか。この試合初めて投げた変化球、しかも左打者に打たれるはずのない球を打たれ藤浪は打ち取るパターンを崩される結果となった。

 1死三塁となって内川も外角のいいコースに来たスライダーを中越えに先制二塁打。シーズン中と同じパターンの投球ができなくなった藤浪は組み立てに苦しんで、6回途中で降板するまでに111球を費やした。ソフトバンク打線が松田、中村に当たりが出ず、打線のつながりを欠いていることも考えると、大きな先制パンチでもあり、柳田の一打が藤浪を降板に追い込んだといっていい。

 シーズンと同じパターンで7回無失点に封じた大隣 直球とスライダーを軸に、阪神打線に対して利いていたのが要所で見せるチェンジアップだった。縦に鋭く落ちるこの球種を投げる左腕は、セにはあまりいない。巨人の内海、杉内もチェンジアップを使うが、ここまで鋭く落ちない。
  


Posted by 三次正人 at 11:14Comments(0)

広澤氏が分析

2014年10月31日

想定外の一打が阪神バッテリーを崩した。ソフトバンクが快勝したシリーズ第3戦。本紙評論家の広澤克実氏(52)は初回、ソフトバンクの1番・柳田が放った右翼線二塁打が阪神・藤浪攻略の全てと分析した。打ち取れるはずの左打者への内角スライダーを完璧に打たれたことで、藤浪の投球パターンが崩壊。対照的に大隣はシーズンと同じ投球パターンで7回無失点に封じた。1勝2敗とされた阪神は、流れを引き戻せるかが第4戦のポイントと指摘した。

 日本シリーズのような短期決戦は、いかにレギュラーシーズンと同じことをできるかが重要になる。その意味で、柳田の一打は、藤浪のシーズンの投球パターンを崩壊させる価値ある「想定外の一打」となった。

 初回に先頭打者の柳田が1ボールからの2球目を右翼線二塁打 初球の152キロ直球が外れての2球目。藤浪が投じたのは内角へ鋭く食い込む136キロのスライダーだった。本人が「カットボール」というくらいスピードがある球。シーズン中、セ・リーグの左打者をこの球で詰まらせていた。藤浪にすれば、ある程度コースに決まれば打ち取れる球。それを柳田はものの見事に引っ張って二塁打にした。
  


Posted by 三次正人 at 13:14Comments(0)

関西地区視聴率は下落

2014年10月30日

28日にテレビ朝日系で完全中継されたプロ野球・日本シリーズ第3戦、ソフトバンク?阪神(ヤフオクドーム)の平均視聴率は、北部九州地区が24・3%、関西地区が17・3%だったことが29日、ビデオリサーチの調べでわかった。関東地区は8・3%だった。

 試合はソフトバンクが5-1と快勝。先発・大隣が7回無失点の快投を見せ、打線も着実に得点して、対戦成績を2勝1敗とした。一方の阪神は2戦続けて打線が沈黙。9回に1点を返すのがやっとだった。

 北部九州地区は3戦続けて20%の大台を突破したが、関西地区は初めて20%を切った。視聴率にも試合展開がもろに反映された格好だ。  


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29年ぶりの日本

2014年10月29日

2014年の球界を締めくくる日本シリーズは10月28日までに3試合を消化。阪神は、パ・リーグ覇者・ソフトバンクに1勝2敗とリードを許している。

 シリーズ開幕戦では、昨季までの同僚・スタンリッジを打ち崩し快勝を収めた阪神だったが、続く第2、3戦のソフトバンク先発、武田翔太、大隣憲司の前に打線は沈黙。CSを無敗で勝ち上がった勢いを完全に止められた格好だ。

 第3戦の阪神先発は2年目の藤浪晋太郎。シーズン中に何度も顔をのぞかせた安定感の欠如がこの試合でも見られ、半ば自滅ともいえる敗戦であった。ただ、西岡剛の野選がなければ、5回2/3を2失点と試合は作っており、強くは責められない。

 それよりも問題はやはり打線である。敗れた2試合はともに1得点。これでは、球界屈指の破壊力を誇るソフトバンク打線に対する投手陣への負担が大き過ぎるというものだ。  


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オマリー師匠の助言

2014年10月23日

<阪神快勝!G倒秘話(3):マウロ・ゴメス内野手(30)>初回、鳥谷の中越え二塁打で先制するとゴメスが左翼席に2ランを叩き込む。和田監督も「初回に1点だけじゃなく3点取れたことで楽になった」と絶賛する一発だ。さらに、3回にも無死一、二塁から“技あり”の右前適時打で貴重な追加点を叩き出した。

 3打数2安打3打点の大暴れで打点王の本領を発揮した4番は「(初回は)鳥谷サンをホームにかえすことだけに集中していた。打った瞬間はスタンドに届くか分からなかったけど、本塁打になって良かった」と満足そうに振り返った。この大活躍の裏にはオマリー打撃コーチ補佐の的確なアドバイスがあった。

 ゴメスはファーストステージの2試合では9打数2安打、打点0と精彩を欠いた。これを見かねたオマリーコーチが言葉をかけた。「彼には“とにかくリラックスすること。その瞬間、その瞬間をもっと楽しめ”と言ったんだ」
  


Posted by 三次正人 at 06:07Comments(0)