4度目の優勝 › 出頭時期変更交渉も

出頭時期変更交渉も

2014年12月24日

日本協会も告発の受理はある程度、想定している。聴取、捜査が本格化しても、それが長期化するとの情報も得ている。出頭要請を、アジア杯に影響のない時期に変更できるか、交渉の準備までしている。だが、仮に出頭が2月で物理的にはアジア杯の指揮が可能でも、聴取に向けた準備など、指揮官が職務に集中できるとは思えない。選手の士気にも影響する。

 18日の理事会では指揮官のアジア杯の続投を確認したものの、週明けに告発が受理されれば事態は一気に動きだすことになる。法務委員長の三好弁護士は「状況は変わっていくと思うので対応していきたい」と繰り返していた。当面は代行監督を立て捜査の本格化を理由に辞任を勧告するか、違約金を支払ってでも解任するか。進退問題をアジア杯前に前倒しする可能性は十分にある。

 原専務理事は今、集中すべきは「アジア杯の連覇」とする一方で、「その後はどうのこうの言えない」とも明言していた。アジア杯以降の続投は“白紙”としており、水面下では既に来年3月27日のチュニジア戦、6月に始まるW杯予選に向け、後任人事にも着手している。間近に迫ったXデー。もう結論を先送りにはできない。日本協会にとって一刻も早い“審判”が求められる状況となった。



Posted by 三次正人 at 12:11│Comments(0)
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